ハーレーでもできる!ユーザー車検とは

整備

ユーザー車検は、ショップに任せる車検に比べて費用を抑えることができるのがお得です。それは、ハーレーであっても変わりありません。バイクを愛する皆さんにとって、愛車のケアはご自身の手で行いたいものです。では、ユーザー車検を行う上で気をつけるところはどんなところにあるでしょうか?

ユーザー車検を行う場合、責任者はユーザーであるあなたになります。新車で購入された場合、整備記録簿を元に点検を行います。その時、交換時期に来ている部品の交換については、特定できている場合はショップに任せることもできますが、バッテリーやタイヤ、ブレーキパッドなどはかんたんに交換できるので、自分で交換するとさらに費用を抑えることができます。

点検が済んだら、車検場に持っていき、ご自身で車検のライン上で検査を受けます。ラインでは主にブレーキの検査、ライトなどの光軸検査が行われます。
すべての検査項目に合格すると新しい車検証とシールが交付され、車検終了です。

通常、ショップで車検を行うと、自賠責や重量税以外に車検代行手数料や整備料などがかかりますが、ユーザー車検では、この車検代行料や整備料がかからないので、数万円ほど浮く計算になります。また、ショップの車検はどうしても日程の調整や、信頼できるショップ探しなどに時間がかかってしまいます。ユーザー車検では、こういった手間も省くことができるので費用以外のメリットもあります。

ハーレーは、非常に高価な乗り物です。だからこそ、日頃からメンテナンスを丁寧に行い、メカを理解し、ご自身の手で整備することで長く愛車を大切にすることができます。ユーザー車検は、あなたの愛車を守る大切な技術です。
あなたの愛車のためにもユーザー車検にチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。

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